「ありがとうございます。」

Category : 「ひとり言」
ちょっとした仕事を終えての帰り道、駅前で画板を持った小学生が行き来していた。

「写生会かな? 絵の苦手な自分は嫌だったなぁ・・・出来上がりがいつも遅くて・・・」

とか思ってたら、前方を走る車が次々と蛇行運転をしていた。


原因は横たわる猫、私も避けるが、信号で止まる。

バックミラーに動かない様子が見える。血溜まりも見えた。

「悔しかったね。痛かったね。」と念じる。

画板を抱えた小学生3人がじっと見ているのを気が付く。

通り過ぎる小学生に言われている「そんな猫なんてほっておいて!勉強中だよ!」と・・・正論だね。

言われて動く子もいたが、男の子一人動かず。

「しゃーねーなー」と、自分の好きな言葉を呟いて、長く感じた信号が変わったので空き地に車を停める。


再度、他の子に促されているも動かない子に声を掛ける。

「なんとかするわ」

『助けてくれるの?』

「いや、あのままにしてたら、もっと可愛そうな事になるからな」

実際、大型トラックは避けない。そりゃあそうさ、他の事故にも繋がるから。



男の子はじっと私を見て、深々と頭を下げて


『ありがとうございます』と言ってくれた。


そして、何度も振り返りながら、男の子は走っていった。

後姿を見ながら、なんか、男前な奴っちゃなぁとか、日本は大丈夫だとか、親御さんがちゃんとしてるのかな

とか、思いながら、なんか泣きそうになった。



道端に動かない猫を寄せる。

・・・出血は酷く、近くには弔うに値する場所は無く、食べ物を扱うお店もある。

迷って、結局「開発局」さんにお願いした。

実際に「処理」するところは見なかった。

あの男の子との「約束」は果たせたかなぁとか、帰り道、また考える。



出来る事と出来ない事、出来ないけど、やらなきゃならない事の範囲を考える。








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